パンク対策の持ち物。

先日、パンクしてパンク対策をきちんと考えてみました。
今まではお店の人に言われて買った物をサドルバッグの中に入れてただけでした。
最悪の2本同時パンクした時に対応しておきたい、めったに2本同時パンクは無いと思うけれども一応最悪に備えてネットの情報を参考に色々考えてみました。
サドルバッグが小さいので持てる物が限られて来る。
チューブレスタイヤ使用を前提で予備チューブ1本とイージーパッチは必須で考えてみた。

1. クイックショット+予備チューブ+イージーパッチ。

メリット
パンクの穴を探さなくて良い。
小さい穴だったら複数の穴でも塞げる。
数十秒でパンク修理が完了、急いでいる時にありがたい。
缶が小さいので持ち運びに良い。
通勤、通学、レース時に持ってたらに安心。
応急処置として暫く走れる。
穴が塞がったらチューブを入れなくて走ることが出来る。

デメリット
一発勝負、失敗したら終わり。
パンクの穴が大きかったら穴が塞がれない。(どの程度の大きさまでまで塞げるか不明。)
穴が大きかったらシーラント剤が噴き出て周りが汚れる。
応急処置なので帰宅後きちんとパンクの修理をしなければならない。
使用した時に穴が塞がらなかったらシーラント剤でべちゃべちゃの状態で現地でチューブを入れなければいけない。
帰宅後のパンク修理の時にシーラント剤の掃除で手間が掛かる。
本修理の時にパンク穴が塞がっていて穴が分からなくなるらしい。
注入後のタイヤの空気圧が低いらしい。

2. CO2 ボンベ+予備チューブ+イージーパッチ。

メリット
タイヤorチューブに数秒でCO2を入れることが出来るので時間が携帯ポンプに比べて時間が節約できる。
携帯ポンプを使う時の様に体力を使わないので楽ちん。女性でも楽ちん。
チューブレスタイヤのビートを落としても一気に気圧を上げれるのでビートを上げることが出来る。
ビートを上げれるのでパンク箇所が分かるのならイージーパッチで応急処置をしてチューブを入れないで乗る事が出来る。
携帯ポンプを使うよりも空気圧が高い。
見た目がカッコいい。

デメリット
一発勝負。1本当たり約300円程。
失敗した時の為に携帯ポンプは必要。CO2ボンベの分、重量増。
CO2の分子は小さく、タイヤorチューブから漏れやすいので家に帰ったらフロアポンプで入れ直す必要がある。
パンク箇所が分からなかったらチューブを入れなければいけない。
2本同時にパンクした時にどちらのタイヤのビートを落とすか迷う。

3. 予備チューブ+予備チューブ+イージーパッチ。

メリット
パンク修理の手間が掛からない。
タイヤに異物が残っていなかったら確実に走れるようになる。
タイヤのパンクの修理をしなくて良い。
2本同時パンクにも対応できる。

デメリット
CO2ボンベが無いのでビートを落とすとチューブレスで走れない。
チューブを入れるのに時間が掛かる。
携帯ポンプを使うので少し疲れる。
携帯ポンプを使用するのででタイヤの空気圧が通常より低い。
リム打ちパンクの可能性が出て来る。

ざっと、思いついたり調べたりしたらこんな感じでした。
サドルバッグの容量の関係で上記のうちのどれかにしたいと思います。

1のクイックショットは圧倒的に楽。しかし帰宅後に結局シーラント剤を洗い落としてパンク修理をしなくてはいけなく面倒なので却下。
シーラント剤を入れっぱなしでも問題は無いぽいらしいけれども自分はホイールが痛みそうなので止めておきたい。
ロードバイクに乗る時は休日なのでパンクに対応する時間に余裕があるのでクイックショットは必要ないかな。

2のCO2ボンベは出先でチューブレスタイヤのビートを上げれるのは魅力。
イージーパッチ使用時にビートを上げれるのはありがたいけどパンクの箇所を見つけて修理しなければいけない。
2本同時パンク時に1本はチューブ対応で残り1本はイージーパッチで対応するのは少し心許ない。

3の予備チューブ2本体制だとチューブ入れるのに少し手間が掛かるけれども確実。
イージーパッチ貼るためにパンク穴を探すより早い。

結局、考えた末に確実性を取って予備チューブ2本体制に。
携帯ポンプでシュコシュコするのは面倒だけれども前回、パンクした時に初めて携帯ポンプを使ったけれどもそんなにも苦にならなかった5,6分で5bar近く入れることが出来たのでまぁ、いいかな。バルブの頭のネジが軽く曲がったけれども・・・。

希望は予備チューブ2本にCO2ボンベを持ちたいけれどもサドルバックに入らない・・・。

休日のライドなので急いで帰宅する事もないだろうし前回のパンクの修理も手際良く出来たのので時間よりも確実に帰宅する事を考えました。
早速、予備チューブをアマゾンで購入。

そんなこんなでサドルバッグの中身。

サドルバックの中身。
予備チューブ2本。
タイヤレバー2本。
使い捨てゴム手袋
イージーパッチ。
キッチンペーパー。
アーレンキー4本。
プラスドライバー。
キャプテンスタッグ バルブ変換アダプター 仏式→英式 Y-3501
Bazooka(バズーカ) フレンチバルブアダプター レッド

バルブ変換アダプター。
予備チューブは空気に触れたら劣化しやすくなるらしいのでラップでグルグル巻きに。
タイヤレバーはチューブレス用。後輪のタイヤはタイヤのゴムが柔らかくなったのかホイールの形に馴染んだのか分からないけれどもタイヤレバー無しで嵌めることが出来るようになった。
前輪はまだ、外した事が無いのでレバー無しじゃきついかな?
チューブレスタイヤは世間で言われている程ホイールに嵌めるのは難しくなかったです。
パンク対策について調べてたらちょくちょく持ってる人がいたバルブ変換アダプター。
小さいし邪魔になることも無いので万が一に備えて持ってても良いかなと思いAmazonで購入。
仏式を英式に変換するのと仏式を米式に変換するものです。
英式は普通の空気入れで、米式はガソリンスタンドなどで車の空気入れで使用する様式だそうです。
イージーパッチはケースのままだとかさ張るので100均で買った小さいチャック付きビニールの小袋に入れてます。
キッチンペーパはパンク箇所を綺麗にする為に。
使い捨てゴム手袋はチェーンが外れた時に大活躍です。
1組持ってて損は無い。
ドライバーとアーレンキーは増し締めや調整の為に。
これだけ入れたらサドルバックがポンポンです。

サドルバックの重量。

今後、パンクした時のシミレーションは。
パンクの箇所が目視で分かるものならばタイヤのビートを落とさずにタイヤの表面からイージーパッチを貼って乗ってみようかなと。
この時にトップチューブに巻き付けてある養生テープでイージーパッチの上から巻いて補強したら無茶をしなければ暫くは持つかなと。
養生テープをトップチューブに少し巻き付けて持ち歩いてる人がいたのでアイデアを参考にしました。
パンクの箇所が分からなかったりイージーパッチで対応できなかったら素直にチューブを入れて帰宅。

通勤、通学、レース等の切羽詰まった状態でのパンク対応はする事が無いと思うので時間の節約よりも確実にロードバイクに乗って帰宅できる事を考えて予備チューブ2本という選択になりました。
順調にチューブを入れることが出来たら15,6分で終わるはず・・・。

一応、こんな準備をしたら大丈夫でしょ。
後はパンクをしない事を祈るだけ。

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